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ストローの儀式

付属のストローで水を管の中に吹き込みます。3～4回繰り返し管の中をいっぱいにします。

箱の説明部分をよく見ると書いてあるのだけれど、意外と省略してしまう事の多い用意のひとつ。
大昔の子供のころ、一度ポンポン船を走らせた経験を持っている人はなおさらである。
これをやらないでいると、ブリキの船がろうそくの火で熱せられて、加熱して表の塗装までも変色させてしまいます。

ろうそくの火は上部に

ろうそく用のブリキ皿にねかせて点火して、船の運転席へ。
このときろうそくの火は天井部分を熱しています。そこで先ほど注入しておいた「水」が沸騰します。
蒸気となり、後部の1つのマフラー?から排出します。
もう一方の管は新たな「水」の取入れ用となり循環が起きて行きます。

火の付いたローソクをパレットにのせる

マッチとかライターを事前に用意しましょう。

船の中に、火のついたロウソクをパレットごと入れる

ポンポンという音を・・・

このとき、排出する力が推進力となります。
思ったよりも早い進み具合です。
それは、「ポン・ポン」という音とは違って、「カタカタっ・カタカタっ」という連続音が早く感じさせるのかも知れません。
ポンポンと優雅に古き良き時代をイメージしていると、ちょっと違和感を感じるかもしれません。
もう少しここまで生き残ってきたおもちゃなら、ノスタルジックな、音のチューニングがあってもいいと思います。
もしその音のチューニングに対価がかかるなら、それも良しと思えてきます。

おっ動き出しました

生活が豊かになった家のお風呂、十分に換気には注意を。
昔と圧倒的に違うのは、ポンポン船というおもちゃの方ではなく、家の環境の変化でしょう。

第一に

「火を使う」
「ろうそくが溶けて液体になると熱い」
「燃えるという事は、酸素が必要」「ブリキは金属、熱するとやけどするぐらい熱い」

結構長い時間(5分くらい)走り続けます。
ロウソク用のパレットにとけたロウソクが溜まるくらいになると、火力も安定して音・推進力とも一定になっていきます。